起業時、ホームページ制作でやってはいけないこと

いまや、ホームページを持つことは当たり前のようになっていて、起業を考えているあなたは「ホームページどうしようかなぁ?」と思っているところかもしれませんね。
ホームページを作るとなると予算がかかりますし、いろんな業者があってどこに依頼するのかも迷いますよね。はたまた、自分で制作できるツールなどもたくさんあり、どうしたらいいのか分からない!?なんてことも。
そこで、ホームページ制作で失敗しないために、「してはいけないこと」をご紹介します。

そもそも起業時に制作してはいけない!?

初っ端から「え?」と思われたかもしれません。
現在では、ほとんどの事業者が公式ホームページを持っています。店舗や事業所の住所、電話番号、顧客へのお知らせなどを発信することができ、ホームページは会社の情報を公開するために重要な役割を果たすものといえるでしょう。そのため、ホームページがない事業者は、信頼されにくいともいわれています。
ところが、起業時は事業計画書を作ったり、事業所を準備したり、法人登記や社会保険の手続きを行ったりと、とにかくやることが山積みの状態です。ホームページを早く作りたいと思っていても、実際にはさまざまな手続きに時間をとられてしまうため難しいんです。

ホームページを制作するには、想像以上に時間や労力が必要です。
ホームページ制作時には、ホームページの目的を絞り、載せたい情報を集めてからページの構成や文章を考えて作るなど多くの工程を経て作成します。時間がないからと、急いでただ自社の情報を羅列して作っただけでは、多くの方にアピールできる魅力的なホームページにはならないのです。
ホームページは多くの人の目に入る会社や店舗の「顔」でもあるので、できるだけ完成度の高い仕上がりを目指したいものです。もし起業時にホームページを制作したとしても、起業してからしばらくは経営を軌道に乗せるために提供するサービスや価格などを変更する場合もあるかもしれません。
そのため、起業時にホームページが完成していても、実際と異なる内容が掲載されている場合、またすぐに修正をしなければならないでしょう。ホームページ制作は、こうしたさまざまな理由から、起業後にじっくりと取り組むことをおすすめします。

ホームページの制作期間
1.5ヶ月〜半年
ホームページの打ち合わせ回数
5〜8回
1回あたりの打ち合わせ時間
30分〜1時間

他社サイトを参考にしてはいけない

情報発信を上手に行っている会社のホームページはたくさんあります。事業所、店舗情報やメニューなど、ユーザーに向けて伝えたいことをうまくアピールしているホームページなどを参考にして、ホームページ制作を行いたいと思う場合も多いかもしれません。

ところが、もし気に入っている他社のサイトに似せてホームページを作ったとしても、必ずしも自店の集客に役立つサイトになるとは限りません。
ターゲット層やアピールしたい情報などは店舗によって異なります。新規顧客を獲得して顧客のリピート率を高めるために効果的なホームページを作るためには、ただ他社のホームページを参考にするだけでは難しいでしょう。ホームページは制作業者に制作を依頼し、よく話し合って制作することが大切です。

制作業者はプロとして多種多様なホームページをみています。そのため、自店の営業効果を上げるホームページにするために、ホームページをどのような様式にすればいいのか専門家としてのアドバイスを受けることができます。
「こんなホームページにしたい」だけではなく、「ホームページでこういう情報をアピールしたい」など、ホームページを制作する目的を明確にして制作業者に伝えましょう。自社に合うマーケティング効果の高いホームページの制作方法を提案してもらえると思います。

友達や社員、家族に相談してはいけない

ホームページを制作するときに、自分一人で考えずに周りの意見を聞いてから決めるケースもよくあります。制作業者など専門家にアドバイスを求めることは大切ですが、友人や社員、家族に相談することは、あとから問題が生じる場合があるため避けた方がいいでしょう。 多くの人から意見を聞きたいと思って家族や友人などに話を聞いたとしても、人により好みや考え方が異なり、逆に迷いが生じるかもしれません。色々なアドバイスを受けたあとには、相談をした方々の意見をまとめたり、うまく取り入れたりするために大変になる場合もあるんですよ。


ホームページ制作会社以外のデザイナーに依頼してはいけない

起業のときに店舗の設計デザインを依頼した会社に、ロゴデザインやホームページデザインを依頼するケースもありますが、これはあまりおすすめできません。
デザイナーが制作するデザインは魅力的なので、多くの人に見てもらうロゴデザインやホームページに使用しても大丈夫に思えますが、実際には店舗の設計デザインとロゴデザインには大きな違いがあります。
デザインは、ただ眺めるためだけではなく、どう機能するかまで考えて作られるものです。設計デザインの専門家が、ホームページの仕組みまでよく理解してデザインを作ることは実際にはかなり大変になります。

知り合いに頼んではいけない

ホームページを制作することを考えた時、ホームページ制作業者に高い費用をかけるのは大変だからと友人にホームページの制作を依頼するケースもあるかもしれません。基本的には知り合いの方が頼みやすく、料金もそれほどかけずに引き受けてくれるなどメリットが大きい方法のように思えます。
ところが、制作を依頼する友人が実際にはホームページ制作の仕事をしたことがない場合には特に注意が必要です。多くの人が目にするホームページには、その内容に気を付けなければならない点がたくさんあります。また、せっかくホームページを制作するなら、アクセス数を伸ばすための工夫も必要といえます。

また、ホームページは制作後にもそのまま放置しておくわけにはいきません。ホームページの内容に変更があった場合やイベントなどのお知らせなどを、その都度更新する必要があります。アクセス数の管理や改善点の解析など、メンテナンスもしなければいけません。知り合いが忙しいと後回しになってしまい、催促しにくい、というケースが多いんですよ。
WEBはリアルタイムでの情報発信が最大の魅力です。それが活かせないツールになってしまうんです。

まとめ

起業時のホームページ制作には、気をつけるべきことがたくさんあります。
ホームページを起業時に制作するには、時間的に難しく、変更後の修正作業が発生しやすいため、できれば避けた方がいいでしょう。
そして、他社サイトに似せたホームページの制作や、友人、知人に制作を依頼するなどの方法もおすすめできません。ホームページには、新規ユーザーやリピーターを獲得するために、効果的にアピールする役割が求められます。
単に好みのデザインでホームページを作り、更新もせず結局役に立たない状態にならないように、専門家に相談して、制作・メンテナンスをしっかりと行うことが大切です。